#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

武甲山(1,304m)※二百名山

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登山に行くときに朝早く立つのは、混雑を避けることが目的だったりする。なので行き先を決めるときには、当然のことながらアクセスの良さが気になるので、出来れば指定席を確保できるようなアプローチをまずは最初に考える。
景観を求めるならば、当然富士山が綺麗に見えるところということになるのだけれど、混雑を避けたいときには、西武戦を観戦するときにお世話になっている、レッドアロー号に乗って、秩父への登山が割とお気に入り。
その中でも西武秩父駅の手前、乗り換えのいらない横瀬(よこぜと読む)から登れる、「武甲山」はいつかまた登りたいと思う、なかなかの山だった。


登山口入り口の一ノ鳥居までは、歩くと45分くらいとか。実際そうしてる人もいるんだけど、途中石灰石の採掘工場がいくつもあって、ダンプが走ってるのと道の景観的にもそんなによくないと聞いていたので、ここは無理せず、タクシーを選択。横瀬駅から一ノ鳥居まで10分くらい。クルマの中からは、写真でよく見る武甲山がよく見えて、テンションが高まること、高まること。
一ノ鳥居から頂上までは、かなりの登り一辺倒。傾斜に多少の差はあるものの、杉林の登山道は、特に抜けた景色があるわけじゃないし、そこはこの山唯一のマイナスポイントかな。


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登り始めて、小一時間で、大杉の広場に到着。杉林のなかで、ひときわ年輪を重ね力強く天へとそびえ立つこの広場は一息いれるのに絶好のポイント。ここに着くまでにちょっと休憩したい気持ちを抑えて、頑張ってここまで登って休むのが武甲山を楽しめるポイントの一つだと思う。


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大杉の広場を過ぎて、30分(のんびり登ると45分くらいか)も過ぎると、突然空が開けて頂上に出る。てっぺんは北の方に開けて、富士山方面を望む景色とはまた違った雰囲気が新鮮。ただ、頂上付近は10人もいたら窮屈なくらいの狭いところで、休んで昼飯を取るような場所じゃない。頂上手前の広場が休むには絶好の場所なので、頂上まで一息に登ってしまって、帰りに休むのがオススメ。(ちなみに登山口から頂上までは90分くらい)


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帰りは往路をたどらず、浦山口方面へ下山。最初は急斜面が続くので、ちょっと脚に響く。ポールを使って降りていくのがこの山を楽しく登り、下山するコツかも。割と単調なアップダウンなので、無理せずポールを使うのが正解。
1時間も歩くと、沢の音が聞こえてくるので、頂上では軽めの休憩にとどめて、沢沿いでマイナスイオンを浴びながらゆっくりと休むのがいいかなと思った。頂上で軽くおにぎりを食べて出発し、沢沿いでコーヒーを沸かして飲むなんて最高かも。


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一度、沢に出ると、あとは沢沿いの整備された林道を歩くことに。暑い夏ならサンダルを持って行って疲れた脚を冷やして、サンダルに履き替えて歩くのがリフレッシュにもなるので、サンダルはこのコースのマストアイテムの一つ。
沢沿いを歩くこと30分、鍾乳洞のある茶屋で蕎麦とビールにありつける。山を登るとどうしても頂上付近で食事休憩ってなるけど、武甲山の場合はここの蕎麦をメインの食事ってことでプランすると、頂上では行動食程度にとどめて、沢で休み、ゴールの茶屋で蕎麦とビールなんてオツなコースでオススメ。(荷物も軽くて済むし)

茶屋から浦山口までは歩いて20分ほど、整備された歩道なのでサンダルで疲れることもなく、浦山口から西武秩父駅に乗り換えられるお花畑までは2駅なので苦痛もない。西武秩父駅で帰りの特急券をまずは確保して、商店街を散策するのも楽しいと思う。

秩父武甲山
きっとまた登る山でした。