渋谷 玉笑

30歳を超えた頃くらいから、食事やお酒に興味を持つようになって、接待やデートで話題のレストランに行くようになると、いつのころからか「グルメだね」なんて言われたりする。言葉の響きがなんだかくすぐったくて、そんな言葉を使われると照れるし、格好つけているみたいで気恥ずかしい気持ちにすらなったりする性格の自分。
なので、人を誘ったりするときよりも、1人で食事をするときの方が「食」に関して、素直にこだわれるのが嬉しい。自然、1人昼間に取る食事は、アルコール付きになることが増えるので、蕎麦屋という選択も多くなる。
で、行ってきたのが、渋谷にある「玉笑」ちょっとお値段お高いけど、なかなか美味い店だった。

渋谷から原宿に向かう途中、本当に閑静な住宅地にある「玉笑」。見た目は鮨屋を思わせるような佇まいで、それだけで安心な感じ。混雑する時間を避け、平日の14時くらいにいくと、既に数名（それもみんなおひとり様！）が並んでて、安心感と期待感がハンパない。
10分ほど待って、店内へ。こじんまりとして清潔で、物静かな雰囲気の店。迷わず「板わさ」と「焼き海苔」、「せいろ」を注文する。いいお店だなぁって思うのは、ビール、お酒、おつまみの出てくるタイミング。それと、海苔もパリッとしていて日本酒の進むこと進むこと。

食べログでTop 500の店だけあるなぁ。。。

今度行くときは、暑い日の夕方、早い時間にさっと飲んで、明るいうちに店を出る。
そんな飲みにしようかな。仕事で行き詰ったらトライしよう。

しかし、やっぱり自分は「グルメ」「食通」なんかじゃなくって、単なる「食道楽」ってヤツなんだと実感。