セッション（原題:Whiplash）

一人で映画を観るのが、いつの間にか苦にならなくなって、むしろ一人鑑賞の方が気楽で楽しめるようになってから、映画を観るのもっぱら平日の昼間。当然GWも休日や祝日でなく合間の平日を使っての鑑賞に。w
とはいってもできれば、誰かと観たかった映画「セッション」。結局お一人様での鑑賞（涙）、、、

4月にオープンしたTOHOシネマズ新宿。どんな映画館かと、冷やかし半分でいってみたけど、なかなか綺麗で大きなシネコン。しかも「セッション」は観てよかった映画でした。助演男優賞を受賞した、J・K・シモンズ。初代スパイダーマンの編集長のイメージが強すぎて、最初はコミカルにしか見えなかったんだけど、なかなかどうして、そこはやっぱり、というか、さすがアカデミー助演男優賞のほか、数々の賞を受賞したほどの演技力。

映画が始まってすぐに思ったのは、「愛と青春の旅立ち」の音楽版？　夢に向かって、挫折しながらも努力する主人公と、時には怒鳴り、罵ることもある教官の姿にシンプルなストーリーを想像したけど、そんな単純な映画じゃなかった。

宣伝文句にある、「最後の9分19秒の衝撃」ドラムの音に引き込まれ、息を飲むヒマもないほど吸い込まれた。あのシーンを体験するだけも見る価値のある映画でした。