#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

金峰山(2,599m)※百名山


写真は大弛峠からのコースから望む、富士山と五丈石。
今年は夏が早く終わってしまったような気がする。8月の後半から9月のあたまにかけて雨が降ることが多くて、雨上がりからは一気に冷え込み、すっかり秋めいてきてる毎日。ってなるとやっぱり行きたくなるのが登山。標高2,500mオーバーは11月を過ぎると一気に寒くなると思ったので、急いで金峰山へ。
瑞牆山と合わせて人気の金峰山。韮崎から「みずがき山荘」を経由するアプローチが人気の山だけど、いろいろと調べたところかなりハードはルートのようなので、塩山から、路線バスを使用して大弛峠からのアプローチを選択。(結果的にこっちにしてよかった。。。)眺望もよくて楽しい登山になった。



右奥に小さく見えるのが「五丈石」
都内(新宿)を6時に出発、中央本線の各駅停車(この時間は特急がない)で塩山には8時過ぎの到着。あらかじめネットで予約しておいた8:30のバスにのって大弛峠へ向かう。
ちなみに予約はこちらから。
株式会社栄和交通|焼山峠・大弛峠線(金峰山)線 時刻表・運賃表
道幅の問題もあって、45分ほどのあたりでワンボックスの乗り合いタクシーに乗り換え、9:55に目的地である大弛峠へ着。約4時間の長旅。あんなに早起きして、駅ホームで食べたかった蕎麦も店が空いてなかったのに、登山口への到着が10時近くとは、、、 しかも「おいおい、このままいったら登山の意味あんのかよ」ってくらい車でガンガン登り上げていくのがちょっと不安になる。
あるきはじめて、30分もすると朝日岳に抜ける。これから向かう金峰山の頂上にあるシンボル、「五丈石」が遠くに鎮座しているのが見えてきて、天気もいいし、テンションMAX。やっぱり2,500m級の景色はホントに半端ない。前回の至仏山のときもそうだったけど、天気に恵まれてよかった!yoshikazu.hatenablog.com



森林限界点を抜けると、岩がゴロゴロしてきて、ちょっとしたアスレティックな登山に変わる。こんな大きな岩岩が稜線に積み上がっているのが本当に不思議。あきらかに岩肌が削られたというよりも、どこかから飛んできたんじゃないかって感じの岩。隙間もけっこうあるし。この山もポールよりもグローブがマストアイテムだと思う。気兼ねなく手を使える登山は、このくらいの高度になるとホントに安心で安全。岩山を足場確保しながら登っていると、あ!っというま(これホント)に頂上。遠くに見えた五丈石は、目の前にすると本当に圧巻。



頂上から右手を見ると、奥のほうに大きく見える岩山が、もうひとつの百名山の「瑞牆山(みずがきやま)」。あまりに壮大で、近づくものを寄せ付けない雰囲気がある。山を歩いているといっつも思う「この道は数百年前とそんなに変わらないんだろうな」って気持ちをこれほど感じたことはないかも知れない。いつか小屋に止まって、焼けるような金峰山の夕焼けと、瑞牆山に登りたいと思った。 いい時間だったなぁ。