渋谷 元祖うな鐡
5月に入って気候も良くなってきた。天気の良い日はビールもそうだけども、キンキンに冷えた白ワインと、日本酒が飲みたくなってくる。それも昼から夕方の早い時間に。
1人でちびりと酒を飲むことに何の抵抗もなくなると、1人で飲んでてもそれなりに様になる店を好んで行きたくなるから不思議。蕎麦屋だったり、焼き鳥屋だったり、パブだったり。
子供の頃から遊び慣れた渋谷は、隠れた名店や老舗が多く、中華の「麗郷」や、カレーの「ムルギー」、焼き鳥「森本」など、誘惑に事欠かない。
鰻の串焼きが楽しめる「うな鐡」も、その中のひとつで、1人飲みたい時に頭に浮かぶ店。
渋谷のマークシティ横を通り、井の頭線のホーム沿いに進むと、夕方16時を過ぎたころから香ばしい煙があちこちから立ちのぼり、食欲をそそる素敵なエリアになる。
夜の20時。
仕事が早めに終わって、飲みたくなったけど、この時間帯から誰に声をかけていいかもわからず、1人飲もうと「うな鐡」へ。鰻の色々な部位を堪能できる串焼きも、遅い時間に行くと売り切れてしまっていることもあるので、覚悟をきめて暖簾をくぐったところ、「どうぞ！」って店員さんの元気な声を聴いて嬉しくなる。
串焼きがウリのこの「うな鐡」単品でも注文できるけれど、8本コースで注文がおススメ。鰻が好きな人であれば、いろいろと楽しめてお得。ちなみに12本コースもあるけど、こちらはベースの8本セットに野菜焼きを4本つけたものになるので、鰻づくしを堪能するなら8本コースで十分かな。〆にうな丼と肝吸いを注文、8本コースとうざく、ビール1本と日本酒1号で約5,000円。うな丼が確か1,800円くらいだから、ご飯を食べなければ3,000～4,000円くらい。
これからまだまだ暑くなるし、今度は16時頃ふらっと飲みにいって、明るい時間にもう一軒！なんて楽しみたいなぁ。
