#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

2013 西武ライオンズ シーズン終了

f:id:yoshizo69:20131015121820j:plain
ライオンズにとっての2013年のシーズン終了が、昨日のロッテ戦での敗戦で決まってしまった。
苦しいチーム事情の中で、138ゲーム時には4位だったチームが8連勝で2位まで浮上、CSに出場できただけでも涙もんだけど、やっぱり寂しくて仕方がない。

だけど、地上波での放送がなくなった今、スタジアムでの収益に依存しなければならない球界にとって、交流戦とCSはなかなかの良策になったと思う。開幕からシーズン終了まで、飽きることなくゲームを楽しめることになったのはファンとしてもありがたい。
従来であれば7.5ゲーム差という大差をつけられた楽天に挑むことすらできなかったわけだし。(楽天ファンからすればたまったものではないと思うけど…)

CSは初戦、第2戦とスタジアムで応援したが、最終戦はビール片手に自宅テレビで観戦。
自分が西武ファンになった日のことを、ふと思い出した。


清原選手が入団した1986年から1994年の西武ライオンズは本当に強かった。
思えば西武ライオンズのファンになろうと決めたのも、巨人との日本シリーズ最終戦、9回2死の清原選手の涙だった。
プロの世界で、子供のように涙する清原選手と、タイムをとって慰める辻選手、そして優勝決定の瞬間の子供のようにはしゃぐ選手たちの姿に共感を憶えた。

昨日のパリーグCS最終戦、牧田投手の涙と、伊東勤ロッテ監督の表情が印象的だ。

ロッテの伊東監督は、西武ライオンズの監督就任初年度にリーグ優勝、日本一にチームを導きながらもその後に低迷してしまったことを理由に、契約続行とならなかったわけだが、その時の球団側の態度がよほど気に障ったようだ。
西武ドームでの試合終了後に、西武ファンから「また埼玉に帰ってきてください!」との言葉に「それは絶対にないです。」と冷たく返したとか。球団側への不信感についてはファンには想像できないものがあるが、プロスポーツとしてファンに夢を提供している立場ということを忘れてしまうほどのものだったのかな?とちょっと疑問に思う。

一方の牧田投手は、昨シーズンの13勝にほど遠い、今シーズンは8勝。
CS最終戦の重責もあったんだろうか、2つのホームランによって無念の降板。感情を表に出すタイプの選手ではないが、悔し涙がとても印象的だった。

人はプロ野球に想いを馳せる。
サッカーにはない、攻守の間合いがそんな演出をするのかな。
最終回の祈るような気持ちは、緊張感があったけど、なかなか素敵な時間だと思う。