#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

ALS Ice Bucket Challenge / アイスバケツチャレンジ

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ALS筋萎縮性側索硬化症)の啓蒙促進を目的とした、アイスバケツチャレンジ(既に大きな話題となっているので、この活動がどんなものなかについては説明は割愛する)が空前の広がりを見せている。
そんな自分も先日、会社の仲間に手伝ってもらい、街中で氷水をかぶりFacebook上にアップした1人だ。
自分には、身近にALSを発症してしまった友人がいるので、この活動が他人ごとではなかったからだけれども、世間を賑わすことになると、残念なことに、否定的な声も聞こえてくるようになった。


氷水を頭からかぶり、ずぶ濡れになった様を動画にアップ、バトンのように繋げていく、そんな出来そうで出来なそうな微妙なハードル加減が、SNSでの拡散を格段に早めたキャンペーンになったんだと思う。
そんな中で、広島での大雨による土砂災害や、カリフォルニアの干ばつが深刻な状況となっている今、無駄に水を使うことを非難する人や、また、一部のセレブリティによるおふざけと揶揄する人も少なくないようだ。

自分は「目立ちたい」と思う気持ちを持つ側の人間だということを否定できない。そんな気分の自分でも、実際に自分にバトンが廻ってくることを、複雑な気持ちで思いながらfacebookを開いていた。巨大なうねりにのるというのは、タイミングが大きく影響するだろう。善と偽善の堺が紙一重ということでもあるんだと思う。

目立つのが好きな自分は、若い頃から人を楽しませるのが好きで、おせっかいなところがあるが故に、いろいろな集まりごとやイベントの幹事をすることが多い。友人・知人と楽しく過ごせれば良いと思っているだけなんだけど、人には様々な気持ちがあるので、喜んでくれる人もいれば、面白く思わない人もいるみたいだ。
このALSの啓蒙活動に関しての、さまざまなメディア、SNSによる意見を見てふとそんなことを思い出し、色々と考える。

遊び気分でやってたんじゃないか、どこかで驕りのような気持ちがあったんじゃないか、などなど。

それでも、この活動によって本当の意味でのバズが起こり、ALSという難病についての認知が広がったこと、多大な寄付金が集まったことは、紛れもない事実だ。それにこの活動と、その後の賛否の意見によって、自分としても深く考えるいいきっかけになったと思う。

活動の表現、伝達の手法についての課題はあると思う。
でも、だとしても、何も動かないで否定的な意見を後だしジャンケンのように言う人よりも、動いて叩かれる道を選びたい。
大切なのは、信念をもって行動できているかどうかだ。