#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

X-MEN フューチャー&パスト

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最初にハッキリと書いておくけど、期待外れもいいところ。アヴェンジャーズの方が全然面白かった。
X-MENと言えば、MARVELコミックスシリーズ映画化の立役者ともいえる作品で、これまでずっと楽しみにしてきたので残念。唯一の救いは、TOHOシネマの鑑賞マイレージでたまったポイントで、無料で観れたこと。いつも通り1,800円支払って観たら、どれほどがっかりしたのかと思う。まぁ、期待が大きかったというのもあるんだろうけど・・・
ハリウッドのもっともダメな感じが出ている、極めてアメリカンな映画でした。


TSUTAYAが全盛期となるちょっと前の1980年代前半のころ。アメリカのドラマ「V(ビジター)」にハマったことがある。
宇宙人による地球侵略のストーリーなんだけど、単なる侵略をモチーフとした戦闘モノではなく、地球人と宇宙人それぞれの種の中にも、異なる思想があるあたりをフィーチャーしていたところが面白かった。
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(ちなみにリメイク版は大コケだったらしい)
そのコンテキストは、人類からの差別に葛藤するミュータントを描いたX-MENにも共通するところが多く、そこが面白いポイントだったのに…(日本のアニメで言うと、妖怪人間ベムなんかも同じフォーマットと言えるか)

この新作は、豪華なキャスティングを狙いとしただけの駄作。
未来(現在)と過去を描くことに説得力も面白さもなく、ただ単にこれまで出演してきた多くの俳優陣を一同に集めるための、後付けの理由でしかない。
何度も言うけど、がっかり度満載の映画。レンタルするお金も勿体無いよ…