ワールズ・エンド 酔っ払いは世界を救う
12軒のパブを周り、それぞれの店で1パイントごとにビールを飲み回るという学生時代に成し得ることの出来なかった企画を、再び実行する幼なじみたち。
そこにはアホらしい笑いと、共感があって、単純に楽しめるハングオーバーのような映画を想像していた。
この映画の宣伝をどこで観たのか記憶はないが、前々から観たいと思っていて、ビールを飲みながら楽しく観る日を心待ちにしていた。
しかし、まさかタイトル通りの映画だとは・・・w
若かりし日の過ちとお酒の関係というのはとても深いものがある。誰もが飲み方と量も知らず、アホみたいに酒を飲み、多かれ少なかれ過ちを犯してしまった人は少なくないハズ。酔った時のやんちゃな思い出と、映像とがシンクロして、観ている観客を大きな笑いに誘ってくれる。
映画は何となくイメージしていたストーリー通りに進んで行くものと思っていた。
幼なじみとの再会。楽しい時間。
酒を飲み過ぎて、忘れてしまいたくなるような気恥ずかしい思いをしたことがある人もたくさんいるだろう。そんな経験が、この映画を観ているものをいい意味で裏切り、混乱に巻き込んでくれる。
あり得ないような出来事は、実は夢オチであったり、本人の錯覚であったり、てっきりそんなことなのかと思っていたけど、、、
想像していたような内容と結末でなかったけど、楽しめる映画だった。
でも1人で観るより、一緒に楽しくお酒を飲める間柄の人と観るともっと楽しめると思う。
社会に出てから、少しずつ減っていってしまった、楽しさと明るさを思い出させてくれる。
そんな映画。
ストレスというのは、自分の捉え方と見方でだいぶ変わってくるのかも知れない。