頑張れ！ライオンズ！！

ホームでの開幕から3連敗。その後ロッテに2連勝したものの、昨年5位のオリックスにも3連敗を喫し、今日現在のところ、もっか最下位。秋山、清原、デストラーデ、石毛に伊東を輩出した黄金期を知っている自分にとっては、悲しい日々だ。
2013年のシリーズを最後に、主力選手である涌井、片岡が抜けてしまったショックも大きく、いつも明るく、楽しい雰囲気の西武ドームも、どんよりとした空気感が漂ってしまっている。

勝負の話しは野球界だけに留まらない。
自分が携わっている仕事だって、社外だけでなく、社内でも戦わなきゃいけない時があって、色々と考えさせられることが多い。

チームの雰囲気というのは、勝つための条件として、最も重要なものだと常々思うようなった。
勝てそうな試合でも、負けの雰囲気にのまれることもあれば、負けそうな試合でも勝てると信じることができる時もある。
勝ってうれしく、負けて悔しいのは当然だけど、負けのあとに清々しさが残ったかどうかというのも、一つのバロメーターになるんじゃないだろうか。

勝負する前から、勝ち負けが決まっているゲームなんてない。
そんなものがわかったらギャンブルはもとより、経済だって成り立つわけがない。

それでも勝つことを強制、強要されるから、人はプレッシャーを感じ、与え、押し付けてしまうんじゃないかな。

大切なのは、勝つことを強要するのではなく、ポテンシャルを最大限に引き出すこと。
その人が持っている能力を最大限に引き出して、可能性という数値を増やしていくことだと思う。

いつか、自分の責任において、思いっきり采配を揮ってみたい。