#YoshikazuBlog

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悪の法則 (The Counselor)

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その昔、可愛い女の子ってのは決まって不良とか、ちょっと悪めのオトコに惹かれてた。いまどきそんな子がいるのかわからないけど、周りで目立っている異性に気持ちが傾くってことは動物的本能なのかなとは思う。(もちろんそんな人ばかりではない。)
この週末。本当はアシュトン・カッチャー主演の「スティーブ・ジョブズ」を観ようと思ってたんだけど、あんまり話題になってないなと、ネットをチェックしたら酷評だらけだったので、代わりに封切りとなったばかりの「悪の法則(原題The Counselor) を観ることになって、ふとそんなことを考えた。


マイケル・ファスベンダーに、ハビエル・バルデムペネロペ・クルスキャメロン・ディアス、それからブラッド・ピットまで出演しちゃってる豪華キャストのこの映画。監督もリドリー・スコットだし、否が応でも期待は高まる。

結論から言うと、個性あるキャスティングのおかげでこの映画は魅力あるものにあっているのかなと思った。
5人の出演者がそれぞれアクが強くて(といってもペネロペだけは、可愛い!ってだけだったかもだけど)映画に深みを与えている。
内容的には大きなメッセージがある映画ではない。観終わって感動するでもないし、高揚するでもない。
どちらかと言うと、後味の悪さが残る映画。

キャラクターそれぞれを立てながら、撮影・編集された映画なので、ストーリーにそって表現されているわけではなく、一部で内容の辻褄が見えないところがあって、観終わってネット検索して面白い情報があった。
キャメロン・ディアスが演じた役柄には別候補で、アンジェリーナ・ジョリーがいたらしいし、ペネロペの役柄にはナタリー・ポートマンが候補になっていたみたいだ。

個人的にはキャメロン・ディアスペネロペ・クルスでよかったと思う。なんと言うか、あのキャメロン演じる役柄のあのビッチ感は、彼女の方が説得力が増すと思うし、ペネロペが演じた役柄も、彼女の可愛らしさがあって成り立っていたんじゃないかな。

冒頭の話に戻るけど、悪(ワル)の魅力ってのは、なんだか落ちていく感じなのかなぁ。。。
それでも多くの女性は、最後には安定した男性を選ぶんだよなぁ。
遊びと生活ってのは別ってことなのかな。このあたりはいつか飲みながらでも女性と語ってみたいトピックかもな。