長野県 黒斑山 （2,404m）

今年に入って始めた登山。
単独も合わせると、今回で8度目。趣味として定着してきたかなぁ。
登山としてはベストシーズンと言える10月終わりの月曜日に有給休暇をいただき、軽井沢から車で1時間、小諸市にある黒斑山登山に挑戦。
場所が軽井沢ということ、それと平日月曜日ということで、人が少ないと思いきや、人生の先輩たちかたくさん登っていて驚いた。

軽井沢からクルマで約1時間、車坂峠からの登山。黒斑山は標高が2,404m。
朝9時過ぎからの登山は、空気もひんやりしていて気持ちよく、朝霧も晴れてなかなかの好調の出だしとなった。

登山口となる、車坂峠の標高は約1,900m。
クルマでかなり上まであがってこれるので、高低差はあまり感じることがなく、適度なアップダウンで登りが苦しすぎない。（この前に単独で登った御前山はかなり勾配が急で、登りはおろか下りもきつかった・・・）しかも、草木の生い茂るところ、岩場の続き箇所など、様々な顔を持っていて、飽きることなく楽しめるので、天気がいい秋にはもってこいの素敵な山だと思う。

登山口から登ること40分。視界が抜けると、奥には富士山が。
この辺りでおそらく標高で2,200mくらいにななっているので、なかなかの景色だ。

振り返ると色づいた山々に囲まれていて、登って行く励みになる。

そして登り始めから90分。トーミの頭と呼ばれる場所に出ると、圧巻の景観が！
突然広く視界が抜けて、前方の崖の先に大きく浅間山が鎮座している。

活火山である浅間山。岩が赤く染まっていて、神々しさがあって言葉を失ってしまう。

富士山も完璧なカタチをしているとは思うが、この浅間山の神々しさにはかなわないんじゃないかなー

しかし、登山。年配の方たちが本当に元気。
44歳の自分など、まだまだ若輩もので、諸先輩達に教わることも多くて、下界にいるより落ち着くのは何故だろう。
自然の前では、本当に素直になれると思った日だったなぁ。
軽井沢までは東京から新幹線で1時間ちょっと。そこからバスで小1時間ほどで登山口。（バスが走っているかは確認してない。）頑張れば日帰りで行ける山だと思う。

黒斑山から望む浅間山。かなりおすすめの体験。