Wicked

ここ数年で、ハロウィンもだいぶ日本に浸透してきた感がある。クールジャパンでコスプレが市民権を得たこともあるだろうし、子供をもった親からすれば、愛する我が子に特別な衣装を着せることは、とても素敵なイベントなんだろう、そのあたりが定着の理由なんじゃないかな。
残念ながら出張があって参加できなかったけど、我が社でもハロウィンパーティーの企画が、催されていて、とても盛り上がりを見せたみたいだ。
SNSにアップされた写真を見ると、皆個性的で、その人それぞれの性格を表していて面白い。

そんな街がハロウィン一色の週末。
ミュージカル「ウキィッド」を観賞。
「個性」にはポジとネガ、相反するふたつの感じ方と見え方があるが、それを「個性」と呼ぶからには、総じて前向きに捉えるべきことなんだと感じさせられた。

「オズの魔法使い」もう一つのSTORY。
善と悪には、それぞれの立場と信念によって、異なった解釈になることを教えられる。

主人公、エルファバを演じる方の声の響きに場内は圧倒されていた。
休憩をはさんで、約3時間。
とても短い時間に感じられて、衣装や照明の素晴らしさもあって、「終わらないで欲しい」と思いながら観ていた。

他の観客みんなもそうだったのかな、拍手が鳴り止まず、何度も繰り返す、カーテンコール。
演者さんたちの笑顔と、場内の温かい空気。とってもシアワセな気持ちをもらえた、素敵なハロウィンだったな。