ぴょんぴょん堂のポチ袋
京都のお土産で「ぴょんぴょん堂」のポチ袋をいただいた。
以前飲んでいた時に、欲しがっていたのを聞いてくれていた方から、ふとした時にいただいた。
予期せぬ時に、思いがけない気持ちをもらって、気持ちまで優しくしてもらったようで気分がいい。
高価なものを頂くと言うのも、当然嬉しいものだとは思うけれども、思わぬ時にその人が自分のことを考えてくれたのが嬉しさに繋がっているんだろうと実感。
プレゼントというのは、金額ではなく、その人を想う気持ちなんだと近頃はつくづく思う。
思えば、自分がこれまでにあげたプレゼントは、気の利いたプレゼントと言うより、どこかのブランドものだったり、高価なレストランであったり、金額的に満足してもらえるであろうと言うものばかりだった気がする。
「婚約指輪は給料3ヶ月分」なんて言葉が使われてずいぶんと経っている。
高価なものをあげるまでの努力が重要と言うことなんだろうとは思うが、大切なのはそんなプロセスよりも、その人を想う気持ちであることに忘れがちになってしまっていないかと自分では反省する。
「ぴょんぴょん堂のポチ袋」を知ったのは、池波正太郎(またか!)のことを綴ったエッセイを読んでからだ。
- 作者: 佐藤隆介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/03/29
- メディア: 文庫
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レビューには辛口の意見もあるが、故人の生き様を通して、本当に大切なものについて知るところも多いと思う。
このポチ袋。
いつ使うことになるのか、使う時がくるのかわからないが、財布の中に忍ばせておこう。
いつかその時がきて、その人の表情を見るのが楽しみだ。
ぴょんぴょん堂ってあの「ダイアモンドゲーム」を生み出した会社なのね。
知らなかった・・・
興味を持つって大切だなぁ。。。
参考までに。
木版手摺りのぴょんぴょん堂について