読むことと書くこと
転職前に購入した本が読み進まない。
本との相性が悪いのか、それとも転職して気持ちが落ち着かず読み進まないのかの判断ができないでいる。
本を読んでいると、時に「ん?相性が悪いかな」と思うようなことがあるんだが自分だけなんだろうか。
うまく表現するのが難しいが、スムーズに頭に入っていかないというか、イメージがわかないというか。。。
読み進まないときは、ただぼうっと文字を追ってしまっていたりするので、相性だけの問題ではなく、自分の集中力の問題でもあると思うが、集中しにくい本というのが確かに存在すると思う。
前に書いたと思うが、本屋が本当に大好きで、1~2時間くらいであれば、平気で時間をつぶすことができる。
そんな自分なので、読み進まない本があると、その本をなかなか手放すことができないでいるにも関わらず、次に読みたいと思う本を、ついつい先んじで購入してしまうときも。
で、読み進まない本と戦っている今、併読している本が佐藤隆介著の「池波正太郎直伝 男の心得」。
- 作者: 佐藤隆介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/03/29
- メディア: 文庫
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食にこだわった池波正太郎の書生であった著者によるエッセイは、池波正太郎のそれと同じく、一人食事を取りながら読むには最高の本だと思う。
読むスピードが止まらないだけではなく、思わずメモを取りたくなり、頁の端を折ってしまうこともしばしば。
スラスラと読みやすく、頭に入りやすい文体は気持ちがいい。
アメブロからこっちに引っ越して丁寧にブログを書いているが、まだまだ上手くかけたと思うことは少ない。
書くことで、読むことの楽しさの発見があったり、読むことで書く時のテクニックにつながったり。
いつかこのブログを読み返したときに、驚きを覚えるほどに進歩できたらいいなぁ。