「慣れる」ことと、「慣れない」こと

今年のGWは天気に恵まれた一週間だった。朝起きて、雲一つない空。空気もひんやりしていると迷わずジョギングに行きたくなる。
駒沢公園から1km圏内に住んでいるので、ジョギングを始めた当初はよく駒沢公園を周回していたが、10km走るには3周以上周回する必要があって、同じところをくるくる回るのが性に合わず、お気に入りは馬事公苑を経由して砧公園を回るコース。
ジョギングを始めて2年半が経過したけど、一番飽きずに走っているコースだと思う。

砧公園は駒沢公園とは違い、スポーツのための公園ではなくて、「みんなの公園」といった感じなのが自分に合っているんだろう。
それと、同じコースでありながらも四季折々の自然を感じることができるのも、新しい発見があって飽きない理由のひとつだと思う。

ひとつ前の記事前向き思考 - #YoshikazuBlogの中でもふれたが、転職することで、「慣れる」ということの良さと悪さ、「慣れない」ということのそれを近頃よく感じている。

慣れることの良い点は、余計な体力や精神力を使わなくて済むということだ。
緊張しきっていては、自分の本来のポテンシャルを出すことは難しいと思うし、ましてや個性を出すなんてことはなかなかできない。
まわりの環境と馴染むことで、活性化されることもあると思う。

ただし一方で慣れることで、おざなりになったり、コンサバティブになったり、
ともすれば否定的になってしまうことも否めないと、自分では感じている。

反対に、慣れないことで、得られるものは慣れることで得られるものと、まったく異なるものなんじゃないかなと思う。
緊張感のある中で、相手を思いやることもできるし、新しいことへ向けてチャレンジするモチベーションにもつながると思う。
反面、気遣いで疲れたり、誤解されたりすることがあるんだが・・・

大切なのは、日ごろの生活の中に常に新しいことを発見する力なんだと常々思う。
いつものコースが違った景色に見えるように、いつもの生活や仕事にも新しい発見を見つけることができるのか。

ジョギングって色々と考えることができていいな。
ハマるわけだわ。
ちなみに、写真。

砧公園で一番好きな場所です。