#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

アイアンマン3

f:id:yoshizo69:20130428095615j:plain
アメリカで人気のコミックス「MARVEL」。
スパイダーマンにXメン、ハルクなどはだいぶ前から人気だけど、近頃になって話題になっているのが「アイアンマン」。歳を重ねていい感じになった俳優「ロバート・ダウニー・Jr」を主人公のトニー・スタークにキャスティングしたのが成功した理由だと思う。

封切り翌日の昨日、「アイアンマン3」を観てきて驚いた。女性客の多いこと多いこと。


アイアンマンの主人公、トニー・スタークは大金持ちゆえに傲慢だ。
でもその一方で誰にも言えない悩みや苦悩を抱えている。
その相反する側面と表情を、ロバート・ダウニー・Jrがうまく表現しているのが、単なるヒーローモノを超えて女性にも人気が出たように思う。
母性本能をくすぐるってやつかな。

ヒーローモノのシリーズ化は難しいところがあるように思う。
ロッキーやランボーで全盛期だった時のシルベスター・スタローンのコメントを読んだ記憶があるが、
「ヒーローものは前作を超える強さを表現しなければならないので、際限がなくなり大変だ」と言うようなことだった。

ヒーロー映画の基本的な文脈は「賞賛と苦悩は表裏一体」ということに尽きると思う。
どんなヒーローも活躍の裏に、それと比例した悩みと苦悩があるところに「共感」が生まれ、感動する。といった構成はどのヒーローものにも変わりがない。

アイアンマンのそれは、「矛盾」というテーマだと思うんだが、3作目になってそのニュアンスがちょっと薄まってしまった感があったように思う。
やはり1作目が一番良かったかも。

でも、それでも見に行ってしまうのがヒーローモノ映画なんだよなぁ。。。

あ、そうそう、
ひとつ大きく残念だった点。今回のサントラにAC/DCが使われていないところは本当に寂しかったな。