きみはいい子
ついこの間までは映画三昧だったのに、最近は天気も悪かったり時間をうまく調整することが出来なくて、本ばっかり読んでいる。
本屋にいる時間は本当に幸せで、次に読む本を探すだけでなくて、そのあとの本まで探したりで時間はあっという間にすぎていく。
なので、デートの待ち合わせに本屋ってのは個人的には時間を気にしないで済むし、相手の人となりを理解できるのでとても好き。
三軒茶屋のTSUTAYAは、本のディスプレイの趣味がいいのと、店内の色合いだったり証明の明るさが自分好み。
色々と吟味して、中脇初枝著の「きみはいい子」を買って読んでみた。
- 作者: 中脇初枝
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2012/05/17
- メディア: 単行本
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この本、ものすごく文章がシンプルで読みやすい。
早い人なら2時間もあれば読んでしまうんじゃないかな?
5つの物語からなる本なんだけど、それぞれが場所や人が少しずつ関連している構成。
映画「パルプフィクション」のような感じ。(とは言っても内容はまるで違うけど)
するすると読めてしまう気持ち良さがある反面で、心にどっしりと残ることは少なかったかも知れない。
でも、決して内容が悪いというのではなくて、個人的に共感できる部分が少なかったからだろうなと思う。
子供をもつ人や、女性が読むといいんじゃないかな。
人とのスキンシップや愛情の大切さを教えてくれる本です。