レ・ミゼラブル

基本的に映画は1人で観るか、女性と観るかの二つに一つ。
男同士で映画を観た記憶は、高校生の時の「バック トゥ ザ フューチャー」が最後だと思う。

映画館の暗さの中で並んで座ると、隣に座った人の息遣いや動悸が聴こえてくるようで、なんかときめいちゃったり。
あの空気って他にはない良さがあると思う。同じ感動を、並んで前を向いて味わうのってとても素敵な時間だと思う。

去年末からロングランが続いている「レ・ミゼラブル」をようやく観てきた。
アン・ハサウェイがアカデミー助演女優賞をとった作品だけに、中々の名作。
映画向けに一部内容が割愛されていたけど、そこも理解出来るところ。

原作は150年も前なのでストーリーとしてはシンプルなものの、ミュージカル映画ならではの演出で盛り上げているんだと思う。

映画を観た昨日はレディースデイ。
周りは女性ばっかり。
隣に座った女性2人組のうち、1人の嗚咽声が凄すぎて、感動の波に乗り遅れてしまい、なんかちょっと残念だったな〜。

やっぱり映画は隣に座る人がとても大事。
「何を観るか」も大切だけど、「誰と観るか」も自分にとってはそれ以上に大切なんだな。