#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

酒の席

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20代の半ばごろ、一緒に働かせてもらった先輩には本当に色々とお世話になって、今の自分があるのもその方たちの影響によるところが大きいと感謝している。
毎晩遅くまでともに仕事をし、遅くから食事や飲みに連れて行ってもらい、よく語った。(と言うか教わった)
どんな人でも経験があると思うが、仕事で壁にぶつかり、悩んでいる時の先輩の言葉はとてもためになる。
ある時に先輩に言われた言葉、「仕事の悩みは仕事でしか解決できないからな」。
常に思い出す言葉のひとつ。

上司や部下との衝突したり、お客さんや協力してくれる会社の方とのトラブルに遭遇するといつもその言葉を思い出して「逃げずに頑張ろう」と思うのだ。
いや、正確には「逃げても解決することにならず、ずっと引きずるだけだ」と思うようになったんだろうな。


そんな自分なので、飲みの席で仕事の話になるとかなり熱くなってしまいがち。
他人が思う以上に自分でも気がついているので、割と気をつけてはいるんだけど。。。
本人は愚痴をこぼしたいだけなのかも知れないが、聞いているこっちは「なんとか解決」したくなってしまう。

だからつい、「こうしたら?」「ああするといいよ」とかってなってしまうけれども、そんな言葉を求めていない人もいるだよなー。
悩んだり、苦労している逆境をどうすれば打破できるかと考えるのではなく、その瞬間の辛さや苦しさを解消したいと思うタイプの人なのかな。
そう言うタイプの人からは、おせっかいな人で説教好き、面倒くさい人と見られているんだろうなと思う。確かにその通りだとも感じるし。

人を思う気持ちがあるからこその「おせっかい」なんだとは思うんだけど、それを望まない人がいると思うとちょっと悲しくなるんだよなー。助言は相手を思って出てくる考えがカタチとなって現れるものだから、その人のことを諦めなければならないような気がして。
あとで嫌な気分になって後悔をすることになったり・・・

でも、お酒の席で愚痴っぽくなるのはやっぱイヤだな。
悩むのも考えるのもいいけど、愚痴ってのはなんの意味があるのかわからないと感じるのは自分だけなのかなー


解決できないと諦めている苦悩を愚痴と言って、解決できると信じている苦悩は悩みって言うんじゃないかと思うよ。