「競い合い」につきまとうモノ

世の中は競争に溢れている。

より良いもの、サービスを求めるほどに熾烈な競争に巻き込まれる訳ではあるが、競い合うことによって進化や進歩があるのだから、競争自体はなくてはならないことではあると思う。

 

 

僕らの業界にも数社で競う競合コンペと言うものがあって、3〜5社、多い時は7、8社なんてことも。

コンペを実施する側も決して楽なことではないだろうが、受けて側の作業量は普段の仕事量のほぼ3倍のイメージかなと自分では思っている。

 

 

勝つことによって、大きく生活に影響を与えるから、何度経験してもその仕事は不安が付きまとう。

そりゃそうだよね、どの会社だって必死に挑んでくるんだから…

 

そんな中で勝ちを確信することは決してない。

いや、出来ないと言うべきかな。

何か番狂わせがあるのではと疑心暗鬼になり、不安は積もり積もってくる。

 

 

いくら考えてもその不安が消え去ることはない。

競い合う相手がいて、選ぶのは自分ではない以上、

自分に出来るのは不安と言うマイナスを見るのではなくて、勝利と言うプラスのイメージを大切にしてポジティブになることではないかと思う。

 

 

負けない可能性が高いプレゼンと、勝つ可能性をもったプレゼン。

 

 

後者をブレずに選べるか？　

 

 

必要なのは進言ではなく、決断。

こういう時に自分の人間力が試されているように思うよ。