#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

旗岡八幡神社 例大祭

f:id:yoshizo69:20130902123501j:plain
最近誰かが口にしていた言葉で、「なるほど、そうかも知れない」と思った言葉。「歳を重ねると、最近の記憶よりも過去の記憶の方が鮮明に思い出される」というもの。割と記憶力はいい方だと思っているけれども、それでもやっぱり数年前のことよりも、数十年前の出来事の方を記憶しているように思うのは、経験が固まっていない時の感動というものが、より深く、鮮明に記憶に刻まれているってことなんだと思う。

東京に生まれて育つと、「故郷」という感覚はなかなか持つことが出来ないけれど、生まれ育った地元神社の例大祭に数年振りに行って、子供の頃の記憶とともに、ふるさとに帰ってきた感覚を初めて持った。


30年以上も前の地元祭りは、ヤンキーがたくさんいたし、背中に色物を彫った方達もたくさんいた。
子供心に怖いなと思いながらも、出店の活気や、焦げた醤油とソースの匂い、お囃子の音に心が躍った。今想えば、あの時の怖いと感じた記憶も、祭りの楽しさを深めていたと思う。

地元の祭りに行ったのは多分6〜7年振り。
それでも、入り口のジャガバター売り場と、奥のカルメ焼きに、射的とカタ抜き、鰻釣りなんかの場所は変わっていなくて、嬉しくなる。見世物小屋とカラーひよこ売りはなくなり、ケパブやトッポギの出店があったけど、大きく変わったところはなかった。

1030年が発祥とされる旗岡八幡神社
例大祭がいつから始まったかは詳しくわからなかったけど、地元民に愛されていることはわかってとても嬉しい。
今は違う土地に住んでいるけれど、来年もきちんと顔を出してお参りしなきゃと思った。
f:id:yoshizo69:20130907190802j:plain