#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

新宿末廣亭

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最近ブログの更新頻度が減ってきてしまっている。アメブロでブログを書いていた時にくらべ、最近は丁寧に文章を書こうと思っているので、中途半端な気分や落ち着きのない時はブログを書く心境になれないでいるのが理由だ。

自分の考えや気持ちを、記録に残しておくとはとても大切なことだと思う。
ソーシャルネットワークが蔓延る世の中において、自分の立ち位置を明確にするような作業なのかも知れない。

だからこそ、残しておいた文章を後から読み返すこともある訳で、言葉の使いかたや文章の紡ぎかたの大切さを日々実感するようになった。


ふとしたタイミングで、落語をみたくなって、新宿末廣亭に行ってきた。
新宿伊勢丹から三丁目方面へ二つ隔てた、飲食店が乱立するところに少し場違いな雰囲気で佇んでいるように見えてしまうのは、周りの飲食店の雰囲気が作ってしまっているのかも知れない。

だいたいの落語は入替制でなく、昼の部と夜の部に別れていて、いつでも入退出ができるようだ。※再入場は出来ないみたいだけど。
この日の入場料は大人一人あたり2,800円。思ったより安くない。

経験がないからなのか、何となく入るのに躊躇してしまい、喉も乾いていたし、お腹も少し空いていたので軽く一杯ひっかけてから入場した。お仲入りと呼ばれる休憩時間のあとだったので、値段が半額に値引かれていて運良く1,400円で入場することが出来た。

言葉を巧みに操り、お客の心をつかんでいる噺家さんに感銘を受ける。
空気を読み、場を読みながら、話に引き込まれる心地よさ。その一方で、自分が日本語をきちんと理解していないこともわかって、ちょっと情けない気持ちになったり。

今度は浅草にでも行ってみようかなと思う。
日本の文化にきちんと触れて、理解をしてみたいと思うし、大切にしていきたいと思う。

ちなみに調べてみて勉強になったことが2つ。
まずひとつめ、
長寿番組の「笑点」は当時のサントリーのPR誌の中で連載されていた一コマ漫画のタイトルから、初代司会者である立川談志がつけたらしい。「笑いの点(ポイント)」という意味だそうな。
それとふたつめ、
「お仲入り」という休憩時間の直前に高座にあがるネタは。トリに次ぐ大ネタということらしく、かなりいい噺家さんがあがるんだそうな。

今度はきちんと2,800円を支払って、もうちょっと長い間笑っていようと思う。