OBLIVION
トム・クルーズって不思議な役者さんだと思う。
トップガンから始まって、レインマン、7月4日に生まれて、アイズ・ワイド・シャットに、ミッション・インポッシブル。それから宇宙戦争。
色々な役を演じ、その都度話題になっているので、日本人にもっとも愛されているハリウッドスターと言っても過言ではないと思う。
個人的には、トム・クルーズはトム・クルーズでしかないと思うので、
数ある主演映画の中でも割とSF映画の方が気楽に観れて好きかも。
ってことで、そんなトムの新作「オブリビオン」を鑑賞。
共演している女優、「オルガ・キュリエンコ」って結構好きなんだよな~
個性的でアクの強さがあって。
ダニエル・クレイグ主演の「007慰めの報酬」でもかなりいい感じの雰囲気を出してたし。
彼女が共演していることが、この映画の魅力を増すことになったように思う。
ネタバレになってしまう可能性があるが、ストーリーの構成は「トータル・リコール」に似ていると思う。
善と悪は紙一重で、何をどう信じるのかによって定義はまるで異なるということ。
「与えられた情報が真実とは限らない」というメッセージ。
情報過多のこの時代には、そんなテーマの映画が多いのかもしれない。
映像もきれいだし、内容も個人的には好み。
でも、たまったポイントで鑑賞してよかったかも。
正直、1,800円を払う価値があるほどのものではないと思う。
途中で「?」と思ったシーンがエンディングにつながる構成はわからないでもないけれど、
どうなんだろ?肩すかしをくらった感じがあったな。