アルゴ
最近は1人で映画を観るのがわりと好きになっている。だけど1人で観る映画は恋愛ものとかだとちょっと恥ずかしいので、アクションやSF、ミステリーなんかがどうしても多くなる。
大きなプレゼンが木曜日に終わったので、金曜日は有給休暇をもらい、アカデミー賞作品賞を受賞した「アルゴ」を観てきた。
イラン革命真っ只中、1979年に起こったアメリカ大使館人質事件を題材としたこの映画。公開されたのは昨年の10月なのに、単館系のシアターでほそぼそとロングランしてたのは、やはり作品賞を受賞しただけのことはある。
実話をもとに描かれているので、物語の信憑性については確かなわけで、展開に引き込まれていってしまうんだろうな。
でも、そこはやはりハリウッド映画。
極めてアメリカ的な演出が、ちょっともったいないかなと感じてしまった。
フィクションのスパイ映画っぽく見えるところもあったりしちゃうので。
とは言いながらも、少し過剰と感じるくらいの演出の方が映画としては楽しめるのかなって矛盾を抱いたり。
アメリカよりの見方でなくて、もう少し中立的に描かれていたら良かったのにと個人的には思うけど、そんなだったらアカデミー賞とか取れないのかな。
感動!とまではいかなかったけど中々楽しめました。
映画の日、1,000円で観れたからお買い得感たっぷりだったし。