世界にひとつのプレイブック
2日連続で映画を観てしまった。
ジェニファー・ローレンスがアカデミー賞主演女優賞を獲得し話題になってる映画。
「世界にひとつのプレイブック」
原題: Silver Linings Playbook
いきなり結論から言うが、
今年ナンバーワン候補!の傑作だと思う。
主演のブラッドリー・クーパーとジェニファー・ローレンスが演じる2人のダメ人間さ加減に共感。
奥さんの浮気をきっかけに精神疾患となりつつも未練タラタラのダメ男。
旦那さんを事故で亡くし、こちらもまたS○X依存性となってしまっているワケあり女。
しかも、問題を抱えているのは彼ら2人だけでなくて、登場人物のほとんどが何かしらの欠点や悩みを抱えている。
特にロバート・デニーロ演じる父親の凄さと言ったら…
欠点のない人間なんて、信用出来ない。100点満点とることが出来ない自分だから同じような人を求め、安心するのかもしれない。
でも、ダメな部分があるから人間らしいと思って愛着が湧くし、時間を共有できるんじゃないかな。
(悩みが話せるかはまた別次元の話だけど…)
この映画。
そんなダメ人間っぷりに惹かれてしまう素敵な作品。
カテゴリーとしては、ロマンティックコメディーに該当してしまうらしいけど、個人的にはヒューマンドラマ。
テンポも良く、声を出して笑い、気持ち良く泣ける映画です。
カップルで観るのがいいと思うよ。
あ、追記。
主演のジェニファー・ローレンス。
演じてる役柄含め、チョータイプです…