#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

川苔山(1,364m)

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空気がひんやりしてきて、少しずつ木々が色づいてくると無性に登山に行きたくなる。今のオフィスは恵比寿の高台で西に開けているので、空気が澄むと富士山をはじめとする山々が綺麗に見えるので、秋から冬にかけて登山熱が湧きっぱなし。
10月に入って最初の土曜日。久々に1人で山に登りたくなって、奥多摩の川苔山へ。(ガイドブックや地図では川苔山と表記されてるのに、頂上では川乗山とあるんだけど、どうやら国土地理院の記述の誤りらしい)


休日の朝一番の新宿発ホリデー快速(7:45発)に乗る。早めに到着したので、運良く座ることができた。新宿から奥多摩までは1時間を超えるので、座れるのとそうでないのは大違いなんだけど、15分前にはホームにいないとなかなか座るのは難しいみたい。途中、御嶽で半数以上が降りて、そのまま奥多摩へ。川苔山登山口の川乗橋までは、駅からバスで15分くらいの距離。休日なので臨時バスが出てたけど、大きなバスでないので、座れなかった。(15分程度なんで良かったわ)

バス停留所の目の前に、登山口へ向かう林道入り口があって、そこここで準備運動が始まる。最初に林道を45分くらい歩くことを事前に地図でチェックしてたので、靴ひものチェックがてら軽めのストレッチでスタート。沢を右手に、涼やかな音を聞きながらの歩きはアップにちょうどいい。
30分を少し過ぎたあたりで、登山口に到着。ここから川苔谷へ向かって登山道へ入る予定が、橋が壊れているとかってこで、再び林道を歩いて行くコースをたどる。1人だとやっぱりペースは早いみたいだ。
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結局登山道に入れたのは、歩き始めて70分後くらいかな。ようやく土を踏めるので、気分が高まるんだけど、なかなかのガレ場でかなりの緊張感。軽い気分で登れる山じゃないってことを実感する。20分も歩くと、一番の見所の百尋ノ滝に到着。マイナスイオンたっぷりで、一息つくには絶好のロケーション。
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そこから30分、狭くて急なガレ場を登る。足元も滑るので気持ち引き締めて登る必要がある場所が続く。その後は適度にアップダウンが続くので、キツさはそこそこ。ところが登山道がわかりにくくて、一瞬迷ってしまいそうになる。実際、前を歩くカップルも立ち止まってしまうほど。慌てず地図みて確認して良かった。
1人だとペースが作りやすいのか、それほどキツさは感じない。(御前山の時にはそうでもなかったから、登り方がうまくなったのかもしれない)

頂上には約3時間後の12:35に到着。
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天気はいいはずだったのに、台風18号が近づいていた影響か、グズグズした空で残念だけど視界もイマイチ。それでもバーナーでお湯を湧かしてカップ麺を作って食べる時間は、至福の一時。
本当なら40〜50分くらいゆっくりしたかったけど、帰り道も長いし、一雨きそうだったので13時過ぎには出発、鳩の巣駅方面へ下山する。

頂上から鳩の巣駅までは2時間ほど。
最初は急な坂もあるけど、途中からなだらかな道が続く。いろんなブログなどの解説で長々と続くダルさが書かれていたけど、のんびり1人歩きの自分にはちょうどいい勾配。いろんなことを思いながら楽しく歩けるのがいい。
2時間近く歩くと、登山道から集落に出る。土からアスファルトに変わったときの
、安心感とさびしさが共存する感じって、どう表現すればいいのかな。無事に降りて来れた感謝と、自然とのリレーションが終わってしまったような。。。
でも心地よさはしっかり残ってるんだけど。

鳩の巣駅の改札前。
小さな売店があって、電車が到着するまでの時間に飲める生ビール。写真撮るのを忘れちゃったけど、この味のなんと美味いことよ。いつかまた来たい山の一つになった。