#YoshikazuBlog

気になったコト。気に入ったモノ。 自分の思ったことを徒然に書いてくブログ。

Books

イニシエーション・ラブ

写真は高校卒業直後の自分です。書くことに責任を感じすぎて、気軽に書けなくなってしまったブログ。 日常の中で感じたことを思うままに書こうと思っていても、人の声が耳に入りすぎるとどうにも「ブレ」が出てきてしまって思うようにならない。一番困るのは…

ルーズヴェルト・ゲーム

6月4日、埼玉西武ライオンズの伊原監督が休養のためチームから離れることになった。事実上の引責辞任。 渡辺前監督から引き継ぎ、優勝を第一の目標として掲げてきたものの、交流戦も折り返しのタイミングで首位に12.5ゲーム差の単独最下位。なかなか浮上する…

女のいない男たち

村上春樹の本を読み出したのは、20歳そこそこの時で、そのことは「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 - #YoshikazuBlog」でも書いた。 村上春樹の書く物語の中にはお酒、特にビールを飲むシーンが割と多い。20歳そこそこの自分は、そこまでお酒が好…

小暮写眞館

宮部みゆきさんの本「小暮写眞館」を読んで、ふと昔のことを思い出した。 自分はあまり親孝行なタイプの優等生ではなかった。 学生の頃は、当然のごとく反抗期を迎えて、親に向かってたくさんの生意気なことを言ったし、そんな甘えがあったクセに親のスネを…

2013年のお気に入り

Merry Christmas!今年1年、あともう少し。この1週間の業務を終えると、転職して初めての年末年始。今年は色々な出来事がたくさんあって、充実した1年だったと思う。転職して英会話にチャレンジ、新しい役職のやりがいとプレッシャー、それと新しい職場の仲…

99% ありがとう

前の会社のオフィス裏には、まぁ少し洒落ていて雰囲気のいいカフェレストランがあって、何か気分がいい日には仕事中でも、テラスでビールを良く飲んでいた。いまでも仕事の移動中にその駅を通るたびに、あの時間を思い出して、ちょっと切なくなったり、前向…

去年の冬、きみと別れ

本屋にいると2時間は時間をつぶすことができる。 これまでに出版された名作はもとより、山関連の書籍に英会話の勉強、話題の新書など、確実に死ぬまでに読み切れない数の書物の中で、今この瞬間に自分に合う一冊を探す時間は、忙しさやストレス、悩みから解…

走ることについて語るときに僕の語ること

子供の時は本当に本を読むのが苦手だった。 学校で読書感想文なんて宿題が出るたび、苦痛で、何を読めばいいのかと考える前に、どうやって誤摩化そうかと言うことしか考えていなかった記憶がある。 小遣いをもらうために、何度も「本を買うから」と嘘をつい…

男の系譜

ちょっとした移動の時や、1人で食事している最中、スマホよりも本を読むように心がけている。 朝晩の通勤ラッシュの中では、今やほとんどの人がスマホを片手に時間をつぶしているけれど、ふと視点を変えてみると、ちょっと異常なんじゃないかと感じるし、近…

火車

レンタルビデオが全盛期の頃、今から20年くらい前のことだろうか。VHSとBetaの戦争もVHSに軍配があがったころだった。(ちなみに我が家で初めて購入したのはベータ) 自宅で簡単に映画を観れるようになって、借りたビデオを返す度に次のビデオを借りてしまう…

解錠師

英会話を習い始めて約3か月。実力がついてきたのか実感が沸かないけれど、何とか楽しく続けてる。 言葉の壁というハードルは無い方がいいけれど、ハードルを越えてコミュニケーションを取ろうとする「気持ち」の部分が理解を深めてくれると思うし、何よりも…

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

10代の後半から20代の前半の時期は、自分にとって最初のターニングポイントだったように思う。 幼少から中学校にあがるまでは、すくすくと育ててもらい、自分で言うのもおこがましいが、明るく元気で活発な少年だった。 そんな自分も中学3年生の頃から色気づ…

マネー・ボール

通勤経路が変わってしまうと、電車で移動する車内での読書が愕然と減ってしまう。 たった数駅の間に、ふと軽い気持ちで本を読めないということは、まだどこかで緊張しているのかな?と自分では感じてる。それでもやっぱり本を読むということは自分にとっても…

人生はワンチャンス!

自己啓発系の本は好きじゃない。 ふとしたきっかけの時に、時折読んでみようと本屋で手に取るものの、説教されている気分になるのが嫌なのか、実際に購入した記憶はほとんどない。いっとき話題になった、相田みつをさんの書だって、飲み屋のトイレで読むくら…

人間の作法

叔父の話。 とは言っても、父の姉の夫であるので、血縁関係にはない。 この叔父が幼少の頃から自分を可愛がってくれていて、親戚中でも「趣味が合う」という位置づけになっている。 その理由は、親戚間で語りぐさとなっている、ある出来事があったからだ。

読むことと書くこと

転職前に購入した本が読み進まない。 本との相性が悪いのか、それとも転職して気持ちが落ち着かず読み進まないのかの判断ができないでいる。 本を読んでいると、時に「ん?相性が悪いかな」と思うようなことがあるんだが自分だけなんだろうか。 うまく表現す…

きみはいい子

ついこの間までは映画三昧だったのに、最近は天気も悪かったり時間をうまく調整することが出来なくて、本ばっかり読んでいる。本屋にいる時間は本当に幸せで、次に読む本を探すだけでなくて、そのあとの本まで探したりで時間はあっという間にすぎていく。 な…

森田療法

タイトルだけみると「こんな本、ホントに読むのか?」なんて感じの本を読了。 とあるブロガーさんのブログを拝見していて、興味をもって購入。1920年頃、“森田正馬”という方が公表した神経症に関する論文から創始されたものらしい。まぁ、難しいことについて…

海賊とよばれた男

いよいよ新天地での仕事まで、残すところあと3週間。 きっと3週間後には「あ、もう明日か」ってことになるだろうから、この時間はこれまでを振り返って次の足がかりにしなければと気持ちが引き締まる。 しかもこの週末は桜も満開となったおかげもあって、…

ソロモンの偽証

趣味はなにか?と問われると、「映画に読書」と月並みな応えの自分。 とは言っても一年間トータルで、映画は劇場と自宅で観るのを合わせて20〜30本くらい、本だと15〜20冊くらいだろうか。 だから映画の虫、本の虫と言われる人の足元にも及ばない。映画だと…